本結果は概算用の理論値です。発注・製作の前にミルシートまたは構造計算書と照合して確認してください。
梁が破壊することはほとんどありません。使えないほどたわむのです。ほとんどの床梁の梁せいは応力ではなくたわみで決まり、しかもこの検討が忘れられがちです。
対応する4つの荷重条件
単純梁・等分布荷重:δ = 5wL⁴/384EI。単純梁・中央集中荷重:δ = PL³/48EI。片持ち梁・先端集中荷重:δ = PL³/3EI。片持ち梁・等分布荷重:δ = wL⁴/8EI。
使用性限界
石膏ボードや脆い仕上げを支える床ではL/360、ひび割れが問題にならない場合はL/240、クレーン走路や精密機械ではL/480以上が目安です。
単位とその落とし穴
この式は単位が統一されている場合にのみ成立します。本ツールはスパンをm、荷重をkNまたはkN/m、EをGPa、Iをcm⁴で受け取り、内部でニュートンとミリメートルに換算します。
たわみだけでは検定は終わらない
曲げ応力、せん断、ウェブの座屈、横座屈補剛、接合部の設計は別途検討が必要です。本ツールは断面を概定するためのもので、構造計算書の代わりにはなりません。
よくあるご質問
梁の許容たわみはどのくらいですか?
脆い仕上げの床でスパンの1/360、一般の床で1/240、クレーン走路や精密機器で1/480が一般的です。
単純梁のたわみの計算方法は?
等分布荷重ならδ = 5wL⁴/(384EI)、中央集中荷重ならδ = PL³/(48EI)を使います。単位を統一すれば、ニュートンとミリメートルでそのまま計算できます。
断面二次モーメントIを大きくすればたわみは必ず減りますか?
はい。たわみは断面二次モーメントに反比例するため、スパンと荷重が同じならIを2倍にするとたわみは半分になります。
関連する計算ツール
計算ツール一覧 →図面どおりの製作をご検討ですか?
図面または部品表をお送りいただければ、DDP価格・納期・検査計画をご提示します。